リンパ浮腫は、一度発症すると完治しません。しかし、適切な施術と生活指導を早い段階で受けることで、自身の症状改善や体調を維持させやすくなります。

1．原発性リンパ浮腫
生まれつき、または出産後や加齢により、リンパ腺・リンパ管・リンパ節の機能障害が起こるリンパ浮腫のことです。

2．続発性リンパ浮腫
がん治療を受けた方すべて発症するとは限りませんが、センチネルリンパ節を摘出された方、リンパ節の一部または全てを摘出された方、抗がん剤治療の影響によるむくみからリンパ浮腫になる方、放射線治療によりリンパ管やリンパ節組織が機能障害を起こされた方、ホルモン療法の副作用によるむくみからリンパ浮腫になる方は、「続発性リンパ浮腫」と呼ばれます。

がんの再発・転移や、リンパ管・リンパ節の機能障害によりリンパ浮腫になる方など、発症はさまざまですが、むくみかな？リンパ浮腫かな？と感じたら、早い時期から悪化を防ぐことが重要です。
悪化してしまうと、自己管理が難しくなり、生活に支障をきたしたり、合併症である関節障害や、感染症にかかりやすくなるなどさまざまな悪影響が重なりますので、まずはお気軽にご相談ください。

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